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仮歯の寿命について

こんにちは。たしろ歯科医院の田代です。
本日は仮歯のお話をしたいと思います。歯科治療において仮歯を作製することが少なくありません。因みに、皆様仮歯のイメージはどのようなものでしょうか??イメージが付きにくいと思うので、まず初めに仮歯の役割について説明したいと思います。仮歯の主な役割は以下の点にあります。
①審美性の回復  
特に前歯の場合仮歯がないと生活に支障が出るため仮歯をセットします。
②咬合の回復
歯がないと咬みにくいため仮歯をセットします
③治療用装置について
歯を失って時間が経過すると顎の位置が変化します。適切な顎の位置を再構築するために仮歯を使用します。
上記の内容で仮歯を使用することがあります。しかし、患者様の中には仮歯をセットした段階で治療が中断してしまう方がいらっしゃります。しかし、仮歯をその名の通り仮のもので長期に渡り持つものではありません。それは以下の理由からです。
①材質
柔らかいプラスチックで出来ています。そのため、脆く壊れやすいです。
②接着剤
容易に取れる接着剤で仮付けされています。そのため、数週間程度で内部の接着剤は崩壊します。つまり中に空間が存在することになります。その隙間から虫歯になりケースがあります。
上記の理由から仮歯は長期間持つものではありません。もしこの記事を読まれている方で仮歯のままでいらっしゃる方はかかりつけ歯科医に早期にご相談されることをお勧めします。

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