こんにちは。静岡県掛川市の歯科医院のたしろです。
本日は、セラミックスとプラスチックについてお話をしたいと思います。
普段診療をしていると患者様から上記の違いについて良くご質問を受けます。同じ白い物で違いがあるのか??とのご質問が多いです。先ず、それぞれの特徴について説明したいと思います。
①セラミックス
所謂瀬戸物です。歯科の場合強い力が加わるため強化された瀬戸物とイメージください。利点としては、経年劣化が起こりにくい。アレルギーが起こりにくい。汚れが付きにくくメインテナンスがしやすい。また天然歯に近い色合いが出しやすく審美性に富む点等が挙げられます。
②プラスチック
一方プラスチックですが、セラミックスと比較し、経年劣化が起こる。例を挙げると年数が経過した車のヘットライトが黄色くなっていることを見られたことがあるでしょうか??プラスチックは年数が経つと劣化が生じます。また汚れが付きやすい点も挙げられます。食器洗いの際、プラスチックの容器はどうしてもヌメリが取れにくいケースがあります。口腔内でも同様でメインテナンスが困難となりやすいです。
上記の理由から補綴治療に関してはセラミックスの方が有利と考えます。しかし、小さな虫歯の場合歯の削除量が少なくて済むプラスチック治療(CR治療)が有利であるケースも存在するため、個々のケースで判断していく必要があります。たしろ歯科医院では、口腔内の問題に関して徹底した説明を行なっていく予定です。ご不明な点がありましたらお声掛けください。
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