当院の滅菌システムについて

こんにちは。静岡県掛川市の歯科医院のたしろです。
本日は、当院の滅菌システムに関してお話しさせて頂きたいと思います。
当院では滅菌消毒室を設けております。そこで医院で使用した器具の消毒滅菌を行います。
まず、当院で導入する滅菌器具について紹介したいと思います。滅菌にはステップが存在します。まずは大きな汚れを取る作業です。それには薬液消毒、超音波洗浄が当てはまります。そこで大きな汚れを取った後は、洗浄機での洗浄となります。薬剤及び大量の水にて洗浄を行います。その後オートクレーブにて滅菌作業に移ります。オートクレーブとは高圧蒸気滅菌器で、器具を高温高圧蒸気下に置くことによって細菌ウイルス等を死滅させる器具を指します。
またオートクレーブにも種類が存在します。蒸気が触れる部分のみ滅菌できるクラスN、クラスNに加え個々にメーカーが指定した物を滅菌できるクラスS、全ての形状の被滅菌物（固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装）を滅菌できるクラスBが存在します。（袋の内部にも蒸気が侵入し滅菌可能）
当院では確実な滅菌が行えるようにクラスBのオートクレーブを用意し、さらに滅菌した器具を清潔な環境下で保管出来る体制を敷いています。
確実な滅菌システム構築には時間とコストがどうしてもかかってしまいます。しかし、たしろ歯科医院では患者様に安心安全な歯科治療の提供を理念に掲げています。それらを実現できるように努力していくつもりです。
2020年も終わり、開業まで残すところ２ヶ月程度となりました。たしろ歯科医院では、徹底した滅菌システム、個室での診療、最新の医療器具を揃え、スタッフ一同患者様に安心安全の歯科治療をご提供いたします。